結論:判断に必要な数字は2つだけ
介護記録AIの投資判断は、複雑な比較表がなくてもできます。必要な数字は①御施設で記録・書類に消えている月間時間(人件費換算)と②AIにかかる月額費用の2つだけです。①が②を上回っていれば、投資として検討する土台があります。上回っていなければ、急ぐ理由はありません。
当社の月額費用は5.5万円・10万円・20万円の3段階で固定です(後述の表で全額開示します)。つまり判断の残り半分は、御施設の①を出すことだけです。次の章の計算を、実際の数字でなぞってみてください。3分で終わります。
3分でできる費用対効果の計算
計算式はこれだけです。
- 記録・清書に使っている時間を拾う:介護記録の清書、申し送りの転記、モニタリングやケア記録の整理、会議録。1人1日30分なら、月20日勤務で月10時間です。
- 人数と時給換算を掛ける:たとえば職員10人が1日30分ずつなら月約100時間。時給1,500円換算なら月約15万円分の人件費が記録の清書に消えている計算になります(あくまで条件例です。御施設の実数で置き換えてください)。
- AIの月額費用と比べる:上の条件例なら、月10万円の伴走顧問で記録時間を半分にできれば、それだけで費用と釣り合う水準です。削減が半分に届かなくても、残業削減・返戻や記載もれの減少・職員の定着といった副次効果が同じ側に乗ります。
この計算には大事な前提が1つあります。削減幅は運用で決まるということです。同じツールでも、運用設計をせずに配れば削減はほぼゼロになります。だからこそ後述の「失敗する3パターン」を、費用の検討と同じ重さで読んでください。
なぜ今か:人手不足と生産性向上の外圧
介護分野では、人材確保の難しさを背景に、国が介護現場の生産性向上を政策として推進しています。厚生労働省は介護分野における生産性向上ポータルサイトを設け、業務改善の手引きやテクノロジー導入の支援策を集約しています。都道府県ごとの導入支援(後述の補助金)も、この流れの中にあります。
一方で現場の実感としては、記録・書類は「減らせない仕事」として職員の残業と疲弊に直結しています。採用で人を増やすことが年々難しくなる以上、今いる職員の時間を書類から現場に戻すことが、施設長が打てる数少ない現実的な手になっています。
費用の全体像(当社の固定価格を全額開示)
費用を伏せたまま「まずはお問い合わせください」では、施設長は判断できません。当社(合同会社サン)の価格は以下で固定です。
| サービス | 費用 | 内容 |
|---|---|---|
| AI活用診断 | 0円 | 御施設の業務を棚卸しし、AIで軽くできる業務と効果の見込みを1枚に整理 |
| 1Dayワークショップ | 49,800円(税込) | 半日で職員と一緒に実際のAI活用を体験。顧問契約に進む場合は初月の顧問料に全額充当 |
| AI伴走顧問 GUIDE | 月5.5万円 | 月次の伴走・質問対応。小規模事業所や、まず1業務から始めたい施設向け |
| AI伴走顧問 BUILD | 月10万円 | 記録・書類の型づくりと運用定着まで当社が手を動かす。記録改善の本命プラン |
| AI伴走顧問 PARTNER | 月20万円 | 法人単位の複数施設展開・職員研修・仕組み化まで含む上位プラン |
| LINE運用代行 | 初期0〜10万円+月9,800〜39,800円 | 家族連絡・見学予約・採用の自動化(記録改善とは別メニュー) |
高額な専用システムの新規購入を前提にしません。多くの場合、いま御施設にあるパソコンと、月数千円程度からの汎用AIツールで始められる設計にします(ツール利用料は別途。構成により変わるため診断時に総額を提示します)。入口はAI活用診断0円です。診断だけで終えていただいて構いません。
効果の見立て(自社施設の実測と導入実績)
自社の福祉施設で実証
当社は支援側であると同時に、自社でも福祉施設を運営する当事者です。自社施設で記録・請求・提出書類をAIに載せ替えた実測は次のとおりです。
※数値は自社運用の棚卸しに基づく試算(目安)。施設の規模・運用により変動します。
外部では、板橋区内の特別養護老人ホームでの導入実績があります。効果の数字を約束することはできませんが、「自分たちの施設で先にやってから、同じ型を持っていく」のが当社のやり方です。御施設での見込み値は、診断の場で御施設の実数から一緒に出します。
導入して失敗する3パターンと、その避け方
売り込みの前に、先に失敗の話をします。介護のAI・ICT導入がうまくいかないケースは、ほぼこの3つに集約されます。当てはまるなら、契約より先にここを直すべきです。当社に限らず、どのベンダーと組む場合でも同じです。
逆に言えば、この3つを外さない設計にすれば、介護記録AIは失敗しにくい投資です。失敗パターンの全体像は別記事 「福祉施設のAI導入が失敗する5つのパターンと、避け方」 で詳しく扱っています。
補助金と制度(一次情報つき)
費用の一部に補助金を絡められる場合があります。ただし補助率・上限額・対象は年度と自治体で変わるため、この記事では断定しません。必ず一次情報をご確認ください。
- 介護テクノロジー導入支援事業(地域医療介護総合確保基金・窓口は都道府県):介護ロボット・ICT等の導入を支援する事業です。公募時期・対象・金額は都道府県ごとに異なります。一次情報の入口は厚生労働省の介護分野における生産性向上ポータルサイトと、御施設の所在都道府県の高齢福祉担当課の案内です。
- デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金):中小企業・小規模事業者のITツール・AI導入を支援する国の補助金です。公式サイトはデジタル化・AI導入補助金 事務局サイト。対象ツール・枠・スケジュールは公式サイトの最新情報が正です。
当社は、御施設が使える制度の洗い出しとスケジュール整理まで伴走します。申請書の作成・提出は提携行政書士が行います(当社は書類作成の代行はしません)。
個人情報と業法の線引き
介護記録は利用者の氏名・心身の状態というセンシティブな情報そのものです。施設として先に運用ルールを決めておけば、現場は安心して使えます。当社が自社施設でも守っている3原則はこれです。
- 利用者・職員の氏名や施設名はそのまま入力しない(記号化=利用者A・職員B)
- AIの出力は下書き止まり。記録として確定する前に必ず人が確認・修正する
- 最終判断は必ず人が行う。ケアの判断をAIに委ねない
あわせて、業法上の線引きも明確にしています。補助金の申請書の作成・提出は提携行政書士、処遇改善加算などの計画書・実績報告書は提携社労士・行政書士、法人の登記は司法書士が行います。当社が担うのは、AIの運用設計・下書きの型づくり・定着の伴走までです。この役割分担ごと、稟議書に書ける形でご提示します。
御施設の記録の負担を、どこまで減らせるか。数字の見立てまで無料で出します。
▶ LINEで無料相談理事会・法人本部への説明の仕方
稟議や理事会でそのまま使える説明文を用意しました。金額と時間は御施設の実数に差し替えてください。
ポイントは3つです。①費用の上限が固定で読めること、②個人情報のルールを先に決めてあること、③効果を数値で報告する段取りが最初から組んであること。決裁側の不安はこの3点にほぼ集約されるので、先に潰した形で出します。
最初の一歩(1つだけ)
やることを1つだけに絞ります。今週、記録・書類に使っている時間を職員に1週間だけ記録してもらってください。様式は自由で、1日の終わりに「記録・清書・転記に使ったおおよその分数」をメモするだけで十分です。
この1週間の数字が、費用対効果の計算の土台になり、稟議の現状値になり、導入後の効果測定の基準値になります。ツール選びも相見積もりも、その後で構いません。数字が出たら、無料のAI活用診断にお持ちください。その場で見立てを1枚にします。
よくある質問
- 結局、総額でいくらかかりますか?
- 当社費用は診断0円、ワークショップ49,800円(初月顧問料に全額充当)、顧問が月5.5万・10万・20万円の3段階です。別途、汎用AIツールの利用料(多くの場合月数千円程度から。構成によります)がかかります。総額は診断時に構成込みで提示し、後から積み増ししません。
- 小規模な事業所でも費用に見合いますか?
- 記録に関わる人数が少ないほど削減額も小さくなるので、まずこの記事の3分計算で確認してください。月額費用を下回るなら、GUIDE(月5.5万円)で1業務だけ改善する形か、導入自体を急がない判断が正解になることもあります。その判断も含めて診断でお伝えします。
- 職員がパソコンやAIに不慣れでも定着しますか?
- 不慣れな現場ほど、ツール配布型の導入は失敗します。当社は操作研修だけでなく、御施設の実際の記録様式に合わせた型(手順とひな形)を作ってから渡すので、職員は白紙からAIに向き合う必要がありません。定着までを顧問期間の仕事と定義しています。
- 既に記録ソフトを使っています。乗り換えが必要ですか?
- いいえ。既存の記録ソフトはそのままで、その手前の下書き・整理・清書の工程をAIで軽くする設計から始めます。ソフトの入れ替えは、必要性が数字で確認できた場合にだけ検討します。
- 効果が出なかったらどうなりますか?
- 顧問契約は月単位で解約できます。導入前に測った記録時間と比べて効果を毎月数字で報告するので、「効果が出ているのか分からないまま払い続ける」状態にはなりません。
記録の負担を、どこまで減らせるか無料で見立てます
御施設の実数から、削減時間と費用対効果の見込みを1枚に整理します(AI活用診断0円)。稟議に使える形でお渡しします。
▶ 公式LINEで無料相談するLINEをお使いでない場合は メールでのお問い合わせでも承ります
